本プロジェクトは2010年3月末をもって終了いたしました。このページに掲載している内容はプロジェクト終了時点のものです。[2010年4月]
「活動証明」とは? (Ver.20090218)
神戸大学大学院人間発達環境学研究科が取り組んでいる大学院GPプロジェクト「正課外活動の充実による大学院教育の実質化」の大きな特徴は、正課外として院生たちが活動してきたことを、より正統なものとして社会で認知してもらうために、その活動を「証明」すること、あるいはその仕組みをつくろうとしていることです。
具体的には、「ヒューマンコミュニティ創成マインド形成プロセス支援プログラム」 (以下、「HC創成マインド支援プログラム」と呼ぶ) として用意されるいくつかの活動支援セミナーに参加することと、諸活動への主体的参加度を一定の基準で評価することによって、「ヒューマンコミュニティ創成実践者」としての活動証明を発行するという計画です。
認定の仕組みを段階化
ポスター (486KB)
大学院GPプロジェクトにて、幅広い認定の仕組みづくりを再考した結果、これまでのように (例: Ver.20080430) 博士課程前期課程2年間や同じく後期課程3年間の活動をまとめて見るのではなく、認定の仕組みを段階化して、1年ごとの段階的認定を出す方式へと改訂しました。
すなわちこれは、約1年ごとの正課外活動を区切りとして、最初は「Grade I」、以降は「Grade II」「Grade III」「IV」「V」とステップアップしていく、次のような認定方式です。1年ごとの段階化により、たとえば2008年度においては、在学1年目の博士課程前期課程1年生も、2008年度中にGrade Iを取得することが可能となります。
- 活動証明の発行条件 (神戸大学大学院人間発達環境学研究科の2009年度入学生から適用されます)
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活動証明を活動期間に合わせて段階的に発行します。
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活動証明「Grade I」の発行条件 (4月から12月までの9か月間の正課外活動について):
- オリエンテーション合宿等への参加
- 授業「ヒューマンコミュニティ創成研究」の履修
- 正課外活動への参加実績
- インフォーマル活動手帳への記載と提出
- リフレクティブプログラムへの参加
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活動証明「Grade II」の発行条件 (1月から12月までの12か月間の正課外活動について):
Grade Iを有することが前提です。- オリエンテーション合宿等へサポーターとしての参加
- 正課外活動への参加実績
- インフォーマル活動手帳への記載と提出
- リフレクティブプログラムへの参加
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活動証明「Grade III」以上:
一つ手前のGradeを有することが前提です。- Grade IIと同じ発行条件。活動期間が年を経るごとにGradeがステップアップしていきます。
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活動証明「Grade I」の発行条件 (4月から12月までの9か月間の正課外活動について):
例外: 2008年度のM1以上の院生に関して
ただし、2008年度のM1以上の院生は、次の4条件を満たせばGrade Iを取得することができます。(授業「ヒューマンコミュニティ創成研究」の履修を、必須条件から外しています。)
- イニシャルプログラム (オリエンテーション合宿・活動スタートプログラム) のいずれかに参加した
- 正課外活動への参加実績
- インフォーマル活動手帳への記載と提出
- リフレクティブプログラムへの参加
変更履歴
- Ver.20080430→Ver.20090218: 認定の仕組みを段階化しました。
- Ver.20071211→Ver.20080430: 「履修証明」という用語を「活動証明」に変更しました。大学院生を対象としている本大学院GPの仕組みと、文部科学省の制度 (大学等の履修証明制度について) との混同を避けるためです。
Updated: 2009/03/25 (Wed) 16:00