本プロジェクトは2010年3月末をもって終了いたしました。このページに掲載している内容はプロジェクト終了時点のものです。[2010年4月]

「ヒューマンコミュニティ創成」とは? (Ver.20071211)

「ヒューマンコミュニティ創成」は、2007年度に理念と構造を変革して創設された神戸大学大学院人間発達環境学研究科のキーワードです。内容は、「大学が地域、行政、企業、市民と連携しつつ、専門家と非専門家などの立場の異なる者が協働して市民社会の新たな価値を開拓し、人間発達と市民社会の形成とを有機的に結合させた新研究領域を創成する」ということです。

平たく言えば、人間らしさを大切にしながらコミュニティ (人・集団・地域・環境) を創っていくことに、研究・教育の価値をおく、ということです。

別の言い方をすると、人間の個・集団・類としての発達と人間を取り巻く環境の変化という、ともすると分離しがちな2つの系を重ねつつ、新しい研究領域を見出そうという研究科の姿勢をあらわしています。

たとえば、次のようなものは、本研究科のコアになる言葉です。

  • SD (Sustainable Development: 持続可能な開発)
  • ESD (Education for Sustainable Development: 持続可能な開発のための教育)
  • UD (Universal Design)
  • インクルージョン (inclusion: 包括・統合)
  • 次世代育成
  • 多世代間交流

詳しくは、次のサイト、神戸大学発達科学部・神戸大学大学院人間発達環境学研究科現代GPプロジェクト「アクション・リサーチ型ESDの開発と推進」をご覧ください。

Updated: 2007/12/12 (Wed) 13:58