本プロジェクトは2010年3月末をもって終了いたしました。このページに掲載している内容はプロジェクト終了時点のものです。[2010年4月]

「ヒューマンコミュニティ創成活動委員会」とは? (Ver.20071211)

本大学院GPは、院生たちの「自由」な正課外の活動がより活発になってくれることを願うものです。しかし同時に、その「正統性」「教育的効果」を社会に訴え、教育カリキュラムとしての重要性を主張しようとするものでもあります。それゆえ、自由と統制という、一見矛盾するベクトルを統合するための工夫をしなくてはなりません。

その課題にこたえるために、本大学院GPでは、院生たちのセルフガバナンス (自治・自己統制) の機能を高めてゆく工夫として、院生達がみずから管理・運営する「院生スペース」を設置するとともに、大学院GPの推進母体への院生の積極的関与を可能とする「ヒューマンコミュニティ創成活動委員会」を創設します。

「委員会」は、各コースから選出される代表院生 (26名: 各コース2名、1年任期: 再任可) および代表教員 (13名: 3年任期) および事務局 (代表補佐をはじめとする実務担当者) によって構成されます。教員と院生双方の独自の活動を尊重していきますが、基本的に、教職員とのパートナーシップまたはコラボレーションによって運営されます。本大学院GPの企画・運営・推進・評価のあらゆるフェーズに、院生の声と力が反映される仕組みとしての新しい試みです。

「委員会」の役割は、現在、大きく2つあります。「院生や教職員の本GPに対する理解を促進する方策の検討と実施」「院生の活動参加を促進する方策の検討と実施」。それらを機能別に、院生と教員に分けて再整理すると、以下のようになります。

委員会での役割 院生 教員
委員会ミーティングへの参加
本大学院GP全体のスーパーバイズ
学外での正課外の実践活動等の実態把握のための調査協力
「院生スペース」の運用協力 -
コース内の院生連絡網の作成 -
コース内の院生への活動等の情報伝達 -
コース内の教員への情報伝達 -
情報コンテンツの作成協力
HC創成支援プログラムの各活動・セミナーの立案・運営
他の院生のメンターとしての活動参加 -
活動責任者としての院生のコーディネート -
院生のメンターとしての活動参加 -
履修の仕組みについての提言
達成度評価尺度開発への協力 -

Updated: 2008/01/30 (Wed) 00:09