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学校教育シンポジウム ―現代初等教育の諸課題と教員のキャリア形成―

趣旨

ポスター
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「学校教育シンポジウム」は、小学校・幼稚園・特別支援学校の教員を目指す神戸大学発達科学部学校教育論コースの学生が、先輩である大学院人間発達環境学研究科の院生諸君、および発達科学部ヒューマン・コミュニティ創成研究センターの全面的な支援を得ながら、自主的に企画・運営するものです。

今日、学校教育に対する社会のニーズはますます多様化し、ニーズ相互間での矛盾・葛藤が生じることも珍しくありません。このような中、特に小学校・幼稚園が果たす役割は何か? また、どこまでが学校教育の果たすべき役割なのか? このような問題について、教員を目指す学生自身が主体的に考え、調べ、議論する場が求められています。社会の中での学校のあり方を自ら構想する力量の育成こそが、これからの教員のキャリア形成に必須のものであると言えるでしょう。

この度のシンポジウムには、神戸親和女子大学の新保真紀子先生、及び神戸大学発達科学部附属住吉小学校の丸山華先生をコメンテーターとしてお迎えすることが出来ました。

皆様には、ぜひシンポジウムにご参加の上、活発なご意見、ご批評をいただければと存じます。

学校教育論コース主任・人間発達環境学研究科 准教授 吉永 潤

開催について

日時
2007年12月8日 (土) 13:00~17:00
会場
神戸大学発達科学部 F256教室 (F棟2階)
対象
教育関係者、学生・一般の方
参加方法
当日、直接、会場へお越しください。
参加費
無料
主催
大学院GPプロジェクト「正課外活動の充実による大学院教育の実質化」委員会活動支援グループ、神戸大学発達科学部キャリアサポートセンター、神戸大学発達科学部人間形成学科学校教育論コース
連絡先
大学院GPプロジェクト「正課外活動の充実による大学院教育の実質化」 (2007~2009年度)事務局
電話: 078-803-7969 (内線: 7969)、メール: gph_info@ml.h.【続けて「kobe-u.ac.jp」を入力してください】
備考
本シンポジウムは、大学院GPプロジェクト「正課外活動の充実による大学院教育の実質化」 (2007~2009年度)委員会活動支援グループの事業になります。

プログラム

時間 内容
13:00~15:30 (第1部) 学生による調査研究発表と質疑応答
  1. 「『小1プロブレム』にどう取り組むか」
  2. 「学校と地域の連携をどうすすめるか」
  3. 「小学校英語教育実践の現状と可能性」

第1部の様子
15:40~17:00 (第2部) 現場教師と研究者からのメッセージ
  1. 「小学校英語教育の現場から」 / 講師: 丸山 華 (神戸大学発達科学部附属住吉小学校 教諭)
  2. 「『小1プロブレム』の現状と解決の方向を探る」 / 講師: 新保 真紀子 (神戸親和女子大学発達教育学部 准教授)

丸山 華 氏

新保 真紀子 氏

企画院生からのメッセージ

学部生の調査・研究に対して適切なアドバイスを行うことを通じて、あるテーマをシンポジウムで討論を行えるまでに深化させるための思考力や調査力、学生に対して適切にアドバイスする力を身につけることが出来ている、と感じます。また、調査・研究を支援することで、ある問題の本質を見つめることの重要性を再確認出来ています。また、講師依頼など、シンポジウムの準備作業を通じて、企画力、交渉力、対人コミュニケーション力が身につくのではないか、と考えます。

石井 俊祐 (人間発達環境学研究科 教育・学習専攻 教育科学論講座 M1)

Updated: 2008/05/27 (Tue) 16:52