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シドニー大学訪問

[事後] 報告

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シドニー
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シドニー大学
訪問日時
2008年3月3日 (月) ~ 9日 (日)
訪問先
シドニー大学 (オーストラリア)
目的 (内容)
  • 3月5日: 大学見学 (キャンパス内)
  • 3月6日: Dr. Jenny O'Deaの授業見学、学生と交流
  • 3月7日: "Body image conference" に参加
参加者
川畑 徹朗 (人間発達環境学研究科 教授)、萩原 久美子、宋 昇勲、桑原 恵介 (以上、人間発達環境学研究科 M1)
備考
本活動は、大学院GPプロジェクト「正課外活動の充実による大学院教育の実質化」 (2007~2009年度)学術活動支援グループの事業になります。

参加院生の声 (抜粋)

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O'Dea博士 (右から二人目) と
  1. Dr. O'Deaの授業やカンファレンスへの参加、学生との交流を通して感じたことは、授業全体の雰囲気がオープンで、学生や参加者が積極的に発言をしているということでした。
  2. 全体を通した反省点は、語学力のなさから積極的に参加していくことができなかったことです。リスニングを鍛えることも大事ですが、なんとか伝えてみようという態度も大事なのだなと感じました。
  3. また、(授業では) かなり課題が多く出ていたことに驚きました。課題の内容も多彩で、本当に自主的に学ぶという態度がなければ大学にいることはできないのだなと感じました。学生に活気があるというのも、自主的に何かをしようという態度があるからだと思いました。(以上、萩原)
  1. 勉強やワークショップの内容については今日本で勉強していることとあまり変わらないことを確認した。今は世界的に研究の中心はアメリカなどの英語圏だと言える。その一番の理由は言葉の問題だと思っている。研究の大半が英語で書かれているからである。そのため英語で書いてない国内の研究は紹介されず、いい内容の研究にも関わらず国内用にしてしまうことも多い。
    また西洋社会とは文化的背景が異なっているため向こうのプログラムや研究が全部こっちにあてはまるとは限らない。研究方法など進んでいる部分は学び、こっちの研究は事情など伝える部分は伝えてこれからは研究の中心が英語圏だけでないことを知らせないといけないという課題を持って帰ったオーストラリア訪問であった。(宋)
  1. 世界各国から優秀な研究者・学生が集まっており、オーストラリアだけでなくアジア圏、ヨーロッパ圏の現状について情報を共有できた意義は大きい。できればもっと滞在し交流機会を持ちたかった。シドニー大学のように、他国から優秀な人材を呼び込むには、世界的に評価される研究・論文を発信していく必要性が、特に神戸大学の人間発達環境学研究科はあると思った。
  2. 現代社会が抱える諸問題は、ひとつの専門分野で解決できる問題は少なく、自然科学・社会科学・人文科学の研究者が共同して解決に取り組む必要がある。神戸大学も、人間発達環境学研究科も、諸分野の研究者が集まっているのだから、具体的にどの組織が中心となって進めればよいのかはわからないが、それぞれの研究者が連携できる組織環境の整備が必要であると感じた。(以上、桑原)
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O'Dea博士のプレゼンテーション
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シドニー市街
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シドニー大学 構内

Updated: 2008/09/18 (Thu) 20:25